LGBTとは
Lesbian(レズビアン)
Gay(ゲイ)
Bisexual(バイセクシャル)
Transgender(トランスジェンダー)
の頭文字を取りLGBTと言うんですね。
Lesbian、Gay、Bisexualは聞いたことがあったのですが、Transgenderはあまり聞き覚えがありませんでした。
Transgenderとはどういう意味なのか。
それは「身体の性と逆のことを望む方」とのことでした。
性同一性障害のことかなと思いましたが、どうやら間違いのようです。
なぜなら、性同一性障害はTransgenderの中の一つなのですから。
LGBTの方は日本で13人に1人と聞き驚きました。
以前は20人に1人とのことで、カミングアウトしやすい環境になってきたのがわかりました。
山口颯一さんについて
一般社団法人ELLYの代表理事をしている山口颯一さん。
4月に放送された中京テレビのキャッチの動画を見せていただきました。動画は右側に貼ってあるので是非見て下さい!
LGBTの当事者だから分かる心境を教えていただきました。
制服、トイレ等などごく身近にある生活にも目を向けるところがたくさんあると感じました。
女性だからセーラー服、男性だから学ラン…なんて決めつけは良くありませんね。
ELLYの研修会依頼は2014年に7回、2015年に54回、2016年に100回以上の依頼があるようです。
年々増えていく数字に、社会がLGBTに関心を向けていることがわかります。
なぜLGBTが注目されているの?
LGBTが注目されるきっかけは、伊勢志摩サミットとリオオリンピックとのことでした。
世界が注目する中、先進国の中で日本だけ同性間の法的保障がないと言われたとのこと。
言われてみると性別を変える法律はみましたが、同性間同士の保証は聞いたことがありませんでした。
性別を変えるのも簡単ではなく、厳しい条件がいりますが。
2020年には東京オリンピックがあります。
世界中がまた日本に注目します。
この4年間の間に法律はもちろん、日本全体がLGBTを受け入れていかなければならないと思いました。
20年の遅れを取り戻す日本
LGBTについて日本は20年遅れているそうです。
アメリカでは同性同士の結婚が9万6000組以上行われており、日本との違いがわかりました。
結婚が許可されるまで、並々ならぬ苦労や努力があったのでしょう。
それでも諦めなかった結果、今につながったのだと思す。
一方の日本では、LGBTのタレントがテレビで活躍中。
思い出してみると、ある時からLGBTタレントを良く見るようになりました。
テレビで見る事で知らず知らずのうちに、LGBTに触れていたのだと思います。
三重県伊賀市では全国3番目の同性パートナーシップ条例が宣言されたとのことです。
同性結婚までの効力はないけど、同性カップルが異性カップルと同じように、福利厚生など対応される条例です。
少しずつですが、日本も20年の遅れを取り戻していっているのがわかります。
変わりつつある教科書
来年(2017年4月)から全国の高校の教科書にLGBTに関する項目が20、30点入ってくるそうです。
しかし、いざ教科書に載るとなっても先生がLGBTを理解しなければ教えることはできません。
山口さんが2年前から三重県で講演をしているおかげで、LGBTを理解する先生は多くなっているとのことです。
先生が理解して教育すれば、それだけカミングアウトしやすい環境になります。
生徒が大人になる頃には、今よりももっと良い環境になっているのを願います。
理解することが大切
人には好き嫌いがあります。価値観も違います。
どうしたって無理なことは仕方ありません。
ですが、否定的だとしても表には出さないようお願いします。
LGBTの方で恐れているのは理解されないことだと感じました。
何も知らずに頭ごなしに否定されると誰だって嫌です。
まずはLGBTは何かを調べてからでも遅くありません。
調べて知識を得る事により、自分はどう接すればいいか見えてくると思います。
LGBTの理解者のことを「ALLY」といいます。
ALLYとしてカミングアウトしやすい世の中にしたいと強く感じました。
LGBTの尊厳と社会運動を象徴する旗にレインボーフラッグというものがあります。
レインボーと言っても7色ではなく6色。色は「赤、橙、黄、緑、青、紫」。
実はサブタイの色もレインボーフラッグに合わせてあるんですが…
気付いてくれる方がいたら嬉しいです(o≧∀≦o)ノ゙